マスターウォールの家具に多く使われる無垢材は、その自然な木目の風合いと耐久性が特徴です。
そんな無垢材家具の仕上げにはオイル仕上げとウレタン塗装が選べ、どちらを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか?
オイル仕上げとウレタン塗装それぞれの特徴とメリット、デメリットとそれぞれのお手入れ方法をまとめました。
比較表 | オイル仕上げ | ウレタン塗装 |
キズ |
硬いものの衝撃や引っ掻きでキズがつく | 硬いものの衝撃や引っ掻きでキズがつく |
水分 |
染み込みやすくシミになりやすい | 染み込みにくくシミがつきにくい |
手入れ |
乾拭き・硬く絞った布で水拭き | 乾拭き・水拭き |
アルコール除菌 |
可 | 可(家庭用除菌シートを推奨) |
シンナー |
不可 | 不可 |
アルカリ電解水 |
不可 | 不可 |
修理・修復 |
研磨・オイルの塗布・専用洗剤・アイロンでへこみの修復 | 工場での再塗装 |
日々のお手入れ:乾拭きもしくは水拭き(固く絞ったふきん)で埃や汚れを拭き取って下さい。
注意:揮発性の溶剤等のご使用は変色やキズの原因になりますので使用しないで下さい。
1年に1回程度を目安に:表面のカサつきを防ぐためオイルを塗り込みます。
5年に1回程度を目安に:汚れを落とすためしっかりやすりがけを行い、オイルとワックスオイルを塗りこんでお手入れします。
マスターウォールでは、オイル仕上げの家具メンテナンスキットをご用意しているほか、店頭でのメンテナンス講習会の開催や、地域限定ではありますが専門スタッフによる訪問メンテナンスを承っております。
日々のお手入れ:
注意:揮発性の溶剤等のご使用は変色やキズの原因になりますので使用しないで下さい。
オイル仕上げは、修復がしやすく、使い込むほどに風合いが増していく仕上げ方法です。
そのため、マスターウォールが掲げる「100年後のアンティーク家具へ」というコンセプトにふさわしい仕上げと言えます。
マスターウォールは、オイル仕上げのテーブル「ワイルドウッド」からスタートしました。
70年から100年かけて育った木を使った家具を、永く愛着を持って使ってほしい――そんな想いが込められた製品です。
一方で、メンテナンスの手軽さを重視する場合には、飲食店や公共施設、商業施設などでウレタン塗装をおすすめすることもあります。
無垢材の家具は、仕上げ方法に関わらず、永く美しく使うためには日々のメンテナンスが欠かせません。
仕上げの選択は、家具を置く場所や使用頻度、メンテナンスにかけられる手間など、さまざまな条件によって変わります。
ライフスタイルやお好みに合わせて、自分にとって最適な仕上げ方法を選びましょう。