季節の変わり目や年末年始など、ふと家の中を整えたくなる瞬間は、だれにでもあるのではないでしょうか。
なかでもクローゼットの中は、忙しい毎日のなかでつい後回しになりがちな場所のひとつ。
日々の暮らしを少しでも心地よくするために、クローゼットの中をあらためて見直してみませんか?
クローゼットの整理と言えば、欠かせないものが「ハンガー」です。
みなさんは今、どのようなハンガーをお使いでしょうか。
ひょっとしたら、洋服を購入した際についてきたものや、クリーニングから返ってきたものをそのまま使い回している…という方もいらっしゃるかもしれません。
しかしそれでは、クローゼットが乱雑に見えるうえ、せっかくの洋服が型崩れしてしまったり、シワができてしまったりすることがあります。
そこでおすすめしたいのが、「木製ハンガー」です。

ひと言でハンガーと言っても、プラスチック製、スチール製、木製など、さまざまな素材があります。
なかでも「木製ハンガー」は、心地よい木のぬくもりや木の香りが感じられるのはもちろん、“質のよいもの”を選ぶことで、クローゼットの雰囲気をぐっとラグジュアリーに変えられるのが魅力です。
お気に入りの洋服をかけるハンガーは、素材はもちろん、素材の“質”にもこだわりたいもの。
今回は、木製ハンガーの魅力に加えて、購入前に知っておきたいメリット・デメリットと対処法、選び方、そして自信を持っておすすめできる商品をご紹介します。

はじめに、「木製ハンガー」のメリットをご紹介します。
木製のハンガーは、プラスチック製やスチール製に比べて、丈夫で長く使える傾向があります。
一度質のよいものを購入すれば、長く使い続けることができます。
厚みのあるジャケットやコートを、プラスチック製やスチール製の細いハンガーに長時間かけておくと、ハンガーが肩の部分に食い込み、型崩れを起こしてしまうことがあります。
一方で木製ハンガーは、洋服のラインに合わせた厚み・形状にこだわったものが多く、そうした木製ハンガーを選ぶことで、洋服の型崩れを防ぎ、大切な服をよい状態で保管しやすくなります。
木製ハンガーを使うと、クローゼットそのものの雰囲気も変わります。
たとえば、ブランドショップの店内やホテルのクローゼットを思い浮かべてみてください。
一流と言われるところほど、上質な木製ハンガーを使っていることが多いものです。
ハンガーは、言わば絵画の“額”のようなもの。
同じ絵画でも、額ひとつで大きく見栄えが変わってくるように、洋服も上質な木製ハンガーを使うことで、高級感が引き立ちます。
そして、クローゼットをよりラグジュアリーな空間へと変えることにもつながるのです。
上質な木製ハンガーを使うと、簡易なプラスチック製やスチール製のハンガーにかけているときよりも、不思議と洋服を丁寧に扱おうという気持ちが高まります。
特に、お気に入りの服は、着ていないときでもつい眺めたくなるもの。
そんなときに、素敵なハンガーとセットならば、気分もますます上がり、より大切にしたくなるでしょう。
木製ハンガーが持つ「木のぬくもり」や「木の香り」は、リラックス効果も期待できます。
クローゼットを開けるたびに、プラスチック製やスチール製のハンガーにはない“ホッとする瞬間”を体感できるでしょう。
普段の生活に“ちょっと良いもの”を取り入れることは、日々の暮らしを豊かにしてくれます。
木製ハンガーが活躍する場は、クローゼットの中だけではありません。
質のよい木製ハンガーを、玄関やお部屋のコート掛けに使えば、立派なインテリアの一部に。
来客用としても見栄えがよく、おもてなしの気持ちにひと花添えます。
忙しい朝など、ハンガーからスムーズに洋服が取れないと、ついイライラしてしまうことがありませんか?
丁寧に作られた木製ハンガーであれば、洋服のカーブに合わせた滑らかな形状や、繊細な仕上げにより、かけ外しもストレスなくスムーズです。

メリットの一方で、木製ハンガーにはいくつか気をつけたいポイントもあります。
ただし、それぞれに対処法があるため、あらかじめ知っておけば失敗を避けやすくなります。
木材は水分を吸って変形したり、シミやカビの原因になったりすることがあるため、洗濯後の濡れた衣類をかけることには向いていません。
【対処法】
洗濯物を干す用と、クローゼットで保管する用とでハンガーを使い分けるのがおすすめです。
木製ハンガーは「乾いた衣類を、よい状態で保管しておく」専用と割り切ることで、長く美しい状態を保ちやすくなります。
プラスチック製やスチール製に比べて厚みがあるため、クローゼットにたくさんかけるとかさばりがちです。
ほかの素材と比べると重さもあるため、すべての洋服を木製ハンガーで統一したい場合は、クローゼットの耐荷重にも注意したいところです。
【対処法】
収納スペースが限られている場合は、「ジャケット」「コート」「お気に入りの一着」など、型崩れさせたくない服だけを厚みのある木製ハンガーに、薄手のシャツやインナーは別のハンガーに、と用途で使い分けるのが現実的です。
木製ハンガーのなかにも薄型のシャツ用タイプがあるため、組み合わせることで省スペースにも対応できます。
プラスチック製やスチール製に比べると、木製ハンガーはどうしても価格が高めになります。
1本あたりの単価だけを見ると、迷う方もいらっしゃるかもしれません。
【対処法】
質のよい木製ハンガーは、プラスチック製のようにうっかり破損してしまったり、スチール製のように曲がってしまったりすることが少ないため、結果として長く使うことができ、1本あたりのコストで見ると意外とリーズナブルだったというケースもあります。
まずは、ジャケットやコートなど大切な服のぶんから少しずつ揃えていくのも、ひとつの方法です。
木材は湿気や直射日光にあまり強くないため、置き場所や扱い方に多少気を配る必要があります。
【対処法】
お手入れは乾いた布で軽く拭くだけで十分です。
湿気がこもりやすい場所では、定期的に換気をしたり除湿剤を併用したりすると、よい状態を長く保ちやすくなります。
木製ハンガーには、スーツ・ジャケット用、シャツ用、ボトム用など複数のタイプがあります。
用途やサイズが合わないものを選ぶと、せっかく上質なハンガーを使っても、かえって型崩れの原因になってしまうことがあります。
【対処法】
後述の「選び方」で詳しくご紹介しますが、「肩幅」「厚み」「肩のライン」を確認したうえで、自分の洋服に合うタイプを選ぶことが大切です。
それぞれの素材の特徴を一覧で見てみましょう。
| 比較表 | プラスチック製 | スチール製 | 木製 |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | 安価 | 安価~中価格帯 | 中~高価格帯 |
| 耐久性 | 経年で割れることがある | 細いものは曲がりやすい | 適切に扱えば長く使える |
| 型崩れ防止 | 細いタイプは肩に食い込みやすい | 細く食い込みやすい | 厚みと形状で防ぎやすい |
| 重さ | 軽い | 軽い | やや重め |
| 水濡れ耐性 | 強い | 強い(錆に注意) | 弱い |
| 雰囲気 | カジュアル | シンプル・実用的 | 高級感がある |
| 主な用途 | 普段着・洗濯物干し | 普段着・室内干し | ジャケット・コート・大切な一着 |
それぞれの素材に得意・不得意があるため、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
お気に入りの服や型崩れさせたくない服には、ぜひ木製ハンガーを選んでみてください。
このように、メリットも多い木製ハンガーですが、選ぶときはどんな点に注目すればよいのでしょうか?
まずは、何をかけるのか、用途にあったハンガーを選びましょう。
木製ハンガーには主に次の3種類があります。
スーツやジャケットなど、「肩」に厚みがある洋服用のハンガーです。
洋服の肩のラインに合わせて、肩先は厚く、背中から肩にかけては湾曲した作りになっているため、厚手の洋服の型崩れを防ぎやすい設計になっています。
ワイシャツやブラウスなど、薄手の洋服を想定したハンガーです。
スーツ・ジャケット用よりも薄型で、収納性に優れています。
パンツ、スカート用のハンガーです。
クリップ式であれば、パンツやスカートを折らずにかけることができるため、シワになりにくいというメリットがあります。

用途にあった木製ハンガーを見つけたら、ハンガーの「サイズ」も忘れずにチェックしましょう。
せっかく上質な木製ハンガーを取り入れても、洋服とサイズが合っていないと、型崩れやシワの原因になってしまうことがあります。
サイズを選ぶ際は、「肩幅」「厚み」「肩のライン」に注目しましょう。
特に、スーツやジャケットなど厚手のものは、できるだけ人が着ているときと同じ形で収納できるものを選ぶと、お気に入りの洋服をよい状態で保管しやすくなります。

※イメージ画像
木製ハンガーは、プラスチック製やスチール製と比べると、洋服のラインに合うように、形状にもこだわって作られているものが多いです。
厚みのあるしっかりとした木製ハンガーであれば、立体的な「コート」や「ジャケット」、シワになりやすい「シャツ」との相性は抜群です。
また、ハンガーの肩先に「フロッキー加工」(ハンガーの肩先をベルベットのような布生地に加工すること)を施した木製ハンガーであれば、柔らかく滑りやすいニットのような素材でも、傷つけることなく、高い滑り止め効果が期待できます。
ただし、ニットの場合は、必ずしも木製ハンガーでなくとも、粘性のあるプラスチック樹脂でコーティングされたようなハンガー(いわゆる滑らないハンガー)を選ぶことで、ふっくらと丸みを帯びたニットの形をキープすることができます。
また、木製ハンガーはどうしても厚みが出てしまうもの。
もし、木製ハンガーで揃えることでクローゼットがいっぱいになってしまう場合は、洋服によってそれぞれに適したハンガーを使い分けるとよいでしょう。
それでは、ここからは自信を持っておすすめしたい「木製ハンガー」をご紹介します。

マスターウォールが手掛ける「木製ハンガー」は、マスターウォールの家具に使われている木材と同じ、全米広葉樹製材協会が定める規格の最高グレードFAS(First And Seconds)品質のウォールナット材を使用しています。
マスターウォールにとってウォールナット材は、ブランド名の一部にも組み込まれるほど、惚れ込み大切にしている素材。
そんなウォールナットの本当の価値をお客様に提供したいと、仕入れの際は北米の工場まで出向き、樹齢80~100年の樹木のなかから厳選を重ねた素材を使用しています。
素材に対する強いこだわりを持ち、家具を作り続けてきたマスターウォールが、木製ハンガーを作ろうと考えた背景には、家具作りの工程におけるある事情と、環境配慮への取り組みがあります。

マスターウォールがこだわり抜いた高品質ウォールナット材で生まれた、オリジナル「木製ハンガー」の仕様についてご紹介します。
サイズは、「約W40×D2×H22cm、重さ160g」。
職人の手によって一つひとつ削り出された、滑らかなカーブとウォールナット材の重厚な色合いが美しいハンガーです。
フック部分にはアンティークゴールドのメッキを使い、より高級感をプラス。
フックは360度回転するため、お好きな位置で固定させて使うことが可能です。
マスターウォール好きにはたまらないゴールドのロゴがワンポイントに。
ウォールナット材の重厚な風合いのよいアクセントとなっています。
木材で作られていますので、洗ったばかりの濡れた洗濯物を干したり、お風呂場など水のかかる場所で使用したりすることはお控えください。
お手入れは、乾いた布で乾拭きするだけでOK。洗剤や濡れた布では拭かないでください。

マスターウォールの家具は、それぞれの部位を1本の木から切り出し、それを加工して作っています。
無駄なく切り出しても、家具への加工の工程では、どうしても家具として使用することができない大きさの「端材」が出てしまうもの。
実は、家具ブランドであるマスターウォールが、家具と同じ高品質のウォールナット材で「木製ハンガー」を作る理由は、ここにあるのです。
マスターウォールの「木製ハンガー」は、この家具を作る工程でどうしても出てしまう「端材」を再利用して作られています。
「端材」は、これまでも、お客様のDIYの材料として再利用していただこうと、工場やショールームで自由にお持ち帰りいただいたり、オンラインショップで販売を行ってきたりしました。
長い年月をかけて育った貴重な木材を、プロダクトとして余すことなく隅々まで使いたい―そんなマスターウォールの想いが、究極の「木製ハンガー」を生み出しました。

マスターウォールでは、ウォールナット材以外の素材を使用した家具も扱っていますが、「木製ハンガー」に使用しているのは、ウォールナット材のみ。
一般的な木製ハンガーにはブナ材(ビーチ材)のものが多いなか、ウォールナットの美しい木肌と重厚な色味が堪能できるものは、なかなかありません。
中央に刻印されたゴールドのロゴもよいアクセントとなり、高級感あふれる木製ハンガーに仕上がりました。
端材を再利用することで森林保全に貢献しながら、家具に使用されるものと同じ高品質なウォールナット材を使うという贅沢さを実現したのが、マスターウォールの「木製ハンガー」なのです。

「マスターウォール」を手掛ける「AKASE GROUP株式会社」(旧:株式会社アカセ木工)は、1961年に岡山県笠岡市で「アカセ木工所」として創業した老舗家具メーカーです。
創業当時は、婚礼家具の「桐箪笥」を手掛けていましたが、時代の流れとともに、婚礼家具以外の家具作りへと舵を切ることに。
そして今は、親子3代、4代と長く使える桐箪笥のように、マスターウォールの家具も100年後の人たちにも愛着を持って使ってもらいたいと「100年後のアンティーク家具へ」をコンセプトに、品質にこだわり抜いた家具を作り続けています。
そんな家具メーカーの老舗である同社が、「木製ハンガー」の製作を依頼したのが、ハンガーづくりの老舗メーカーである「中田ハンガー(中田工芸株式会社)」です。
中田ハンガーは、兵庫県豊岡市に本社を置く、1946年創業の国内唯一の木製ハンガーの専門メーカーです。
ハンガーには、プラスチック製、スチール製などさまざまな素材があるなか、中田ハンガーは創業以来一貫して「木製ハンガー」にこだわってきました。

人間一人ひとりに個性があるように、木にも個性がある――。
木材は、風合いや木の目、節、向きなど、どれひとつとっても同じものはありません。
中田ハンガーの職人は、木の個性を見極め生かしながら、創業以来、手作業で一本一本仕上げてきました。
こうして出来上がった木製ハンガーは、洋服を美しく保つための形状、丸みなど、細かいフォルムにもこだわった究極の一本。
一流アパレルブランドやホテルでも多く採用されるなど、匠の技が生み出す国産ハンガーとして、高い評価を得ています。
また、中田ハンガーのこだわりは、品質だけではありません。環境への取り組みにも力を入れています。
マスターウォール同様、ハンガーに加工する際に出た端材から、さらに小さいハンガーを作ったり、さらにその端材からクラフト素材を作ったり。
それでも出てしまった端材は、おがくずとともに燃やし、工場のエネルギー源として使用するなど、自然のめぐみを余すことなく活用することで、環境にも配慮したものづくりを続けています。
マスターウォールの「木製ハンガー」は、そんな長年に渡って技術を磨き、森林保全や環境にも配慮してものづくりを続ける、中田ハンガーとのコラボレーションで生まれたのです。
ここからは、木製ハンガーにこだわりたいおしゃれな方におすすめしたい、クローゼットで活躍するアイテムをご紹介します。

枝の生えたオブジェのようなコートハンガーです。
土台にスチールを使い、丸い土台に取り外し可能な枝を差し込み、コートや帽子などを掛けてお使いいただけます。
すっきりとしたデザインは、空間のアクセントにもなります。

テーブルとハンガーを兼ね備えたフレキシブルなハンガーラック。
ホールやリビング、ベッドサイドなどさまざまな場所でお使いいただけます。
服を掛けるだけでなく、棚にカバンや小物も置けるので、一日のコーディネートをトータルで収納することが可能です。
お気に入りの一着を飾って眺められるハンガーラックとの声を反映してデザインされたアイテムです。

折り畳めるラダータイプのマルチラックです。
3タイプのなかで一番収納力があり、開き具合も自由に変えられるため、お部屋の隅に配置することも可能です。
グリーンをフックでかけてディスプレイしたり、空間のアクセントとして楽しめるマルチラックです。
すっきりとしたデザインは、空間のアクセントにもなります。

キャビネット2種、シェルフの組み合わせで大容量のストレージを実現する連結型収納ユニット。
Aタイプはハンガーバー付きで衣類の収納に適しており、Bタイプは棚収納で衣類や書籍、バッグや小物まで幅広く収納可能です。
お気に入りの洋服を木製ハンガーに掛けて収納すれば、まるでショップのような美しいクローゼット空間に。
見せる収納と隠す収納を使い分けながら、衣類や小物をすっきりと整理できます。
シェルフはキャビネットと高さを揃えており、並べて使うことでアクセントを生むオープン棚。
各ユニットは連結でき、空間や用途に合わせて自由に組み合わせ可能。エンドパネルを使用することで側面の見た目も整えられます。

空間に高級感をもたらす、照明付きのウォールキャビネット。
ハーフミラーガラスと内部照明の組み合わせにより、時間帯や部屋の明るさによって表情が変化する、上質なディスプレイ空間を演出します。
木製ハンガーと合わせて、お気に入りの洋服やバッグ、小物をディスプレイ感覚で収納したい方にもおすすめ。
上質な素材感同士が調和し、まるでショップのような洗練された空間づくりを楽しめます。
上部にはガラス扉、下部には引出しと扉収納を備え、見せる収納と隠す収納を両立。
リビングはもちろん、デスク背面やキッチン収納など、さまざまな空間に調和します。
家は、疲れた体を癒やし、また次の日からの鋭気を養う大切な場所です。 日々の忙しさのなかで「少し疲れたな」と感じたら、ぜひクローゼットにも上質な木製アイテムを取り入れてみることをおすすめします。
使うたびに木のぬくもりを感じられるのはもちろん、その場にあるだけで絵になるような、オシャレなインテリアとしても楽しめることでしょう。
日々の暮らしを少しでも心地よく整える住まいづくりのお手伝いとして、ぜひマスターウォールのオンラインショップをご活用ください。
執筆・編集:マスターウォール編集部
監修:AKASE GROUP株式会社
公開日:[2024/12/19]/更新日:[2026/06/09]