【新商品】ブループリントシリーズからERINA(エリナ)チェア・N5/2(エヌ・ニブンノゴ)テーブル を発売

2021/10/18 08:00

マスターウォールは2021年10月18日(月)、デザイナー 近藤 俊介 氏のデザインによるBlueprint(ブループリント)シリーズより、ERINA(エリナ)チェア、N5/2(エヌ・ニブンノゴ)テーブルを発売いたしました。


スポークをハリネズミにみたてた愛らしい、軽やかなダイニングチェア


17世紀から300年にわたり、さまざまな場所でつくられてきた歴史あるウィンザーチェアは、永く愛され続ける耐久性や普遍的なデザインを兼ね備え、アンティーク家具やヴィンテージ家具としても定番のチェアです。ウィンザーチェアと言う、歴史のある計算され尽くされてきた椅子をソースに、背と腰を支える構造、部材の適切なサイズに強度、機能性などを学び、現代の暮らしに合わせて使い心地の良さや美しい佇まいを目指してデザインされた、ERINAダイニングチェア。

ピンとのびた針の様な8本のスポークは、センターのスポークが背骨が当たらない様にずらして配置。また、座板から笠木に対して伸びる角度を少し倒し気味にし、腰と背に対して垂直にスポークを包み込む様に添わせて身体を支える設計に。中央に向かって前後から座ぐりされた木座は、前すべりして身体のズレが生じないように、臀部を適切な位置に誘い快適な座り心地を実現しています。

オプションでチェアパッドも用意しています。


Brand:MASTERWAL Blueprint
Designer:近藤 俊介
Production:2021


 


四角でもなく、丸でも無い、オーバルタイプとスクエアタイプのテーブル

このダイニングテーブルは、一日の生活の中で家族が一同に集う時間をつくる大切な場所と時間を演出する、「一家団欒」をテーマにデザインされました。

四角でもなく、丸でも無い、オーバルタイプとスクエアタイプのテーブルは、直線部分が無い曲線の集まりなので、輪の様になって座り、「わいわい。」「がやがや」集まれるテーブルに仕上がってます。

曲線で構成されたテーブルのトップは、上面も底面も、手のふれるエッジ部分に、ゆるやかな面形状をつけることで、柔らかい手触りを感を持たせています。少し内側に配置された4本の丸脚は、先端にいくほど細くテーパーがついており、どんなダイニングチェアもセットできるようにシンプルな佇まいに。床から634mmの高さには、テーブル脚を繋ぐ幕板を配置。AH630までのアームチェアであれば、テーブル下に納まります。脚の固定はボルトとナットで組み立てる事ができるので、狭い搬入スペースでも無理なく設置できます。

N5/2という名前は、このオーバルに近い曲線の形状をつくりだす数式の指数から名付けられています。
 

Brand:MASTERWAL Blueprint
Designer:近藤 俊介
Production:2021




 


 






DESIGNER:近藤 俊介 / Shunsuke Kondo
家具デザイナー / 1979年生まれ 京都府出身

大阪芸術大学デザイン学科卒業後、旭川家具のメーカーに入社とともに北海道・旭川に移住。
インハウスデザイナーとして、自社オリジナルの家具製品の開発やOEM、特注家具、キッチンの設計などを手掛ける。
その後、イタリアと日本を拠点に世界的に活躍するプロダクトデザイナーに師事し、中国広東省順徳区の事務所に赴任。
アシスタントデザイナーとして、中国の家具メーカーのオリジナル製品のデザインと開発に携わる。

2013年より、家具のデザインや企画・設計を中心に、暮らしにかかわる製品をデザインする「シロロデザインスタジオ」を立ち上げる。