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  • 2017.11.20
    2001年、MASTERWAL初のソファとなる「MORELESS SOFA (モアレス ソファ)」の登場から、2017年で16年を迎えました。 ミニマル(最小限)な美しさ、そして床で過ごす生活に寄り添う ロースタイルのデザインは、ブランドを代表するプロダクトとして 長く支持され続けています。 このモアレスを生み出したのが、現在でもMASTERWALの様々な 商品デザインに携わる家具デザイナーの伊藤浩平さん。 今回はソファに焦点をあて、デザインや制作のこだわりについて、 当時企画に携わっていた山本さんと共にお話しを伺いました。
    ライター:溝口 仁美(ワード)
     
    左:株式会社アカセ木工 常務取締役 山本 高康 / 右:NORTH LAND DESIGNS 伊藤 浩平
     
    -伊藤さんは、MASTERWALの立ち上げ以前からデザインに携わっているそうですね。
    伊藤:はい。まだアカセ木工さんが婚礼用タンスのメーカーだった1997年頃に知り合い、かれこれ20年来のお付き合いになります。

    山本:当時のアカセ木工はタンスからの方向転換を図り、後のMASTERWALに繋がる商品企画を模索していた時期ですね。最初はタンスのデザインを依頼していましたが、新商品の方向性を伊藤さんも交えて確立させていきました。実は、MASTERWALの人気シリーズWILDWOODのネーミングは伊藤さんなんですよ。WILDWOODのリビングやダイニングアイテムを一緒につくってきた経緯があったので、第1号のソファを作る時もぜひ伊藤さんにお願いしようと。

    伊藤:僕もソファメーカーの出身で、ソファに対しては思い入れがあって。ずっと「ソファをやりましょう」と言ってましたね。
    -それが2001年に登場した「MORELESS SOFA(モアレスソファ)」ですね。デザインの特徴を教えてください。

    伊藤:直線的でシンプル、背面からも無垢材の美しさが伝わるデザインに仕上げました。何より、座面の低いロースタイルを取り入れたのが特徴です。ソファって、座り心地はもちろん見た目の満足感も重要。デザイン画を描いた時に全体のバランスを見ながら、絶対低いほうがカッコイイと感じて自然とローソファに落ち着きました。名前のMORELESSには、Less is More(より少ないことは豊かなこと)という意味をこめました。

    山本:当時としてはかなり斬新でしたよ。低い座面や背にデザインのあるソファ ってほとんど無かったですから。肘置きが無いのも珍しくて印象的でしたね。

    伊藤:単に形として低いだけでなく、日本人に馴染みのある「床に近い暮らし方」もイメージしています。

    山本:ちょうどLDKという家族団らんの空間が一般的になりはじめた時期でしたから、視界を遮らず空間に馴染む圧迫感の無さと、後ろから見ても木の質感が映える美しさは、LDKの真ん中に置いてもマッチしますよね。新しいライフスタイルまで見据えたデザインは非常に説得力があり、期待が膨らみました。名前のインパクトも含めてガツンとハマりましたね。
    ウォールナットの質感が映えるモアレスソファの背面
     
    「床に暮らす」をコンセプトにデザインされた ユニゾン ソファ
     
    -伊藤さんはご自身もローソファ専門のショップを運営されています。ローソファにこだわる理由は?
    伊藤:約30年前、ソファメーカーのデザイナーをしていた時に初めてローソファを作りました。自宅でも愛用していましたが、とても快適だったんです。

    山本:日本人は床で過ごす生活に慣れてますから、床から一歩上がったぐらいの程よい低さが楽で心地良いんでしょうね。

    伊藤:メーカーではいろんなソファを取り扱ってましたが、やっぱり売れていたのはローソファ。ただ、その頃は高さのあるソファが主流で、低いソファを扱うメーカーは他に無く、展示会でも反応が薄かったんです。ある時、インテリア雑誌の編集長が展示会に出したローソファを絶賛してくれて。それをきっかけに、ローソファにこだわってみようという意思が固まりました。その後、ローソファを通じて「床に暮らす」というコンセプトが生まれました。“暮らしの中の商品”であるという、僕の中でのぶれない軸が出来上がったんです。

    山本:我々も伊藤さんの提案するローソファに可能性を感じ、2006年にスタートしたMASTERWALに繋がる明確なテーマになりました。ここからロースタイル家具の流れができましたね。

    -その次が、2003年に登場した「UNISON SOFA(ユニゾン ソファ)」。
    伊藤:ロースタイルを極めようと、ぐっと床に近い形になりました。床でくつろぐような「ごろ寝生活」をイメージしています。ソファって、寝転んだり姿勢を崩したりもしますよね。だから、座り心地よりも寝心地の良さを重視して、クッションもふんわりと沈み込むような質感を出しています。コタツを合わせてもすごく心地良いんですよ。

    -暮らし方までイメージするのが、デザインをする上で大切なんですね。
    伊藤:そうですね。まずはソファを含めた暮らしを思い描くことで、家具の原型が出来上がります。自分がそのソファでくつろぐシーンを想像しながら、感覚的な居心地の良さを形に落とし込みます。MASTERWALは特にそうですが、シンプルなデザインって本当に難しいんです。形だけに囚われるとどうしても限界があり、そこに暮らし方が見えないとデザインにブレが生じるんです。
    UNISON SOFAの一番最初のデザイン画
     
    -2004年には「DANISH SOFA(デニッシュソファ)」が登場。 ロースタイルからの変化が感じられます。
    山本:ユニゾンソファを原型に、脚を付けて高さを出したのがデニッシュソファです。ロースタイルの域は超えていないんですが、もう少し高さが欲しいというお客様の声から生まれました。例えば、ご高齢の方が立ち座りしやすいサイズ感など、様々なお客様に対応できる商品展開へと広がっていきました。
    -2016年の「HEAVEN SOFA(ヘヴン ソファ)」も伊藤さんのデザインですね。
    伊藤:はい。海辺のテラスやリゾート地でくつろぐシーンをイメージしました。早く帰ってあのソファに座りたい、と思えるような極上の心地良さを目指し、開発に3年近くかけました。これもロースタイルから離れたコンセプトですね。
    -MASTERWALのデザインをする上でのポイントは?
    伊藤:無垢材の良さをいかにシンプルに表現するかと、直線へのこだわりは常にあります。シンプルに作るというよりは、無駄を省いて研ぎ澄ませていくという感覚でしょうか。

    山本:製作側の視点で見ると、加工が多いと作るのに時間がかかるし、ゴミも増えるし、価格も高くなる。良質な木材を無駄なく使うためのデザイン、という点も大切にしています。
    -今ではソファだけでも11種類と充実しています。今後の展開を教えてください。
    山本:店舗数の拡大やお客様の層が広がったことで、ロースタイルの提案は継続しながら、さらに様々な需要に合わせた提案が必要だと感じています。

    伊藤:月1回程度の打合せで次のアイデアを練りますが、長年の積み重ねがあるからこそ、お互いの考えや方向性がすぐに理解できるのが強みですね。外部デザイナーですが、20年ともなると僕もほとんど社員のようなものです(笑)。雑談からアイデアが生まれることもあります。

    山本:むしろ雑談の方が多いんだけどね(笑)。今後は、ソファはもちろん新シリーズも企画中です。MASTERWALの良さを軸に、どれだけ多様なライフスタイルを展開できるかが課題です。伊藤さんも交えて、今までとは違う世界観が見せられるよう進化を続けていきたいですね。
  • 2017.11.10

    12月7日 銀座店グランドオープン!
    2017年12月7日(木) 、新しい流行を取り入れながら、歌舞伎座や能楽堂など日本の伝統を伝え続ける銀座に「MASTERWAL GINZA」をオープンいたします。
    マスターウォール銀座のショップ情報はこちらをクリック


    |新ライン『THE LIVE EDGE』『modular storage』を発表
    MASTERWAL GINZA では、ライブエッジ材を使用し、ウォールナットへの追求をさらに昇華させた「THE LIVE EDGE」や、壁面収納でインテリアをもっと楽しく、もっと豊かなライフスタイルを創造する、「modular storage」などの新ラインを加え、ハイクラスなセレクトブランドとともに、ワンランク上のMASTERWALをご体感いただけます。
  • 2017.10.20
    マスターウォールは、ワーキングプレイス向け新ライン「MASTERWAL Pro.」を発表いたしました。

    マスターウォールプロは、マスターウォールのプロフェッショナルユースとして、オフィスや、人が行き交う施設、店舗空間に合わせ、インテリアや空間を提案するマスターウォールのプロジェクトです。
    オフィス空間では、マスターウォールのもつ素材感やデザイン・機能性を、新しいワークスタイルとカスタマイズで、上質で豊かな空間を提案します。

    詳細はhttps://www.masterwal.jp/user_data/aboutus/proよりご覧ください。
  • 2017.11.13
    2013年のオープン以来、マスターウォール公式WEBショップとして運営しておりますhttps://www.masterwal-shop.com/を、10/31日(火)をもちまして、公式サイトに統合いたします。
    統合を記念しまして、10月7日(土)から11月30日(木)までオンラインショップでは「REBORNキャンペーン」を開催。

    ・マスターウォールの家具 開梱設置無料
    ・15万円以上のご購入で、選べるプレゼント
    ・ご購入のお客様全員にオリジナルコーヒープレゼント

    この機会に新しいサイトでのお買い物をお楽しみください。
    生まれ変わったマスターウォール公式サイトをよろしくお願いいたします。
  • 2017.09.14

    マスターウォールは、小林幹也氏のデザインによる新ライン「YU」を発売いたしました。

    商品情報、ONLINE SHOPでのご注文は下記URLよりご覧いただけます。https://www.masterwal.jp/user_data/aboutus/yu

  • 2017.08.10

    株式会社アカセ木工(岡山県 / 代表取締役 藤井幸治)は、2017年9月6日(水)から9月11日(月)に同社ブランド 「MASTERWAL (マスターウォール) 」の新商品発表会、「MASTERWAL COLLECTION 2017」を開催いたします。

    新商品発表会では、小林幹也氏のデザインによる新ライン「YU」を発表。同ラインは、2017年9月より発売開始いたします。その他、&HEAVENSの新作発表に加え、ワーキングプレイス向け新ライン「MASTERWAL Pro.」も発表となります。

    2006年に立ち上げたアカセ木工のメーカーブランド「MASTERWAL」商品は、一貫して、ウォールナット無垢材を使用しています。今回の新商品発表会でも、ウォールナットのもつ木目の美しさや経年変化を楽しめる深い色合いを活かした「YU」 をはじめとする新商品の数々を展示し、みなさまのご来場をお待ちいたしております。
     

    【会期】
    法人のお客様 2017年9月6日(水)13:00 ~ 19:00
                                      7日(木)、8日(金) 11:00 ~ 19:00
    一般公開       2017年9月9日(土)、10日(日)、11日(月)11:00 ~ 19:00

    【会場】 MASTERWAL東京ショールーム 東京都港区南青山2-26-11青山グラフティ1F・2F(受付2F)
                 MASTERWAL &HEAVENS AOYAMA 東京都港区南青山2-27-8南青山第二シティビル3F

    【小林幹也氏トークイベント】
    デザイナー小林幹也氏を招き、今回デビューするYUシリーズのデザインへのこだわりや開発秘話をお話いただきます。
    日時:9月6日(水)①14:00 ②17:00(各1時間 2回開催)
    会場:MASTERWAL東京 2F

     

    展示会開催につきまして、下記の日程においてショールームを臨時休業とさせていただきます。

    MASTERWAL &HEAVENS 青山
    8月29日(火)~9月4日(月)店内一部改装工事、および商品入れ替えのため臨時休業。

     

    MASTERWAL 東京
    9月4日(月)展示入れ替えのため臨時休業。

     

    ご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

  • 2017.11.20

    マスターウォールのカタログ(¥1,000)を無料でお送りします。
    マスターウォールのオリジナルカタログでは、リビング・ダイニング・ベッドルームを中心に、数多くのコーディネートをご覧いただけます。

    → カタログをご希望のお客様はこちらから


    WEBカタログ



    → PDFダウンロード
  • 2017.09.04

    いつもマスターウォールをご愛顧いただきありがとうございます。

    通常商品よりも短納期でお届けできる、Quick Deliveryの製品をご案内いたします。
    下記製品はご注文より1週間で工場出荷が可能です。ぜひご利用くださいませ。

     

  • 2017.09.13
    → MASTERWAL × TRICOTÉ 特設ページ(取扱店舗はこちら)
    → WEB SHOPでの購入はこちら
    → TRICOTÉ オフィシャルページ

    この度マスターウォールは、注目のテキスタイルメーカー「TRICOTÉ(トリコテ)」とのコラボレーションにより、「TRICOTÉ」オリジナルの色柄を組み合わせたチェアやスツール、ベンチ、ソファを、マスターウォール直営店とオンラインショップ、一部のパートナーショップで発売いたします。
    「TRICOTÉ」は、「ニットの温かさをもっと日常に」というテーマのもと、2011年にスタートしたニットブランド。 オリジナルのものづくりにこだわり、ファッションから生活雑貨まで様々なアイテムを制作しています。生地開発からテキスタイルデザインまでを一貫して手掛け、糸から編み立て・仕上げなど製造の全工程を国内で生産。また、40年も前から大切に使われている機械を使用し、昔ながらの機械だからこそ出せる風合いも大切にしています。
    今回のコラボレーションでは、特殊な編み方と糸を用いて、カットしてもほつれにくく丈夫な生地に仕上げられる、TRICOTÉのインテリアライン「TRICOTÉ HOME」の新作オリジナルニットファブリック(スティック)を使用しています。コラボレーションアイテムではレザー刻印を施したタグを付け、プレミアム感をアップ。大量生産が難しいため3月25日~12月31日までの受注生産、年間限定の販売となります。
    MASTERWALの世代を超えたスタンダード感に、ヨーロッパ的な洗練された空気感がプラスされ、今までのMASTERWALとはひと味違うデザインが完成しました。名前のépice(スパイスの意)に込められた“フンワリ・ピリリとしたほんの少しのスパイス感”をコンセプトに、今後もより多くのお客様の好みやライフスタイルに寄り添うアイテムを提案していきますので、今後の展開にもご期待ください。