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もう迷わない!ソファに合わせたラグの選び方完全ガイド
2022/02/25 00:00

簡単そうで意外と難しいラグ選び
特にソファの下にラグを敷くという方が多いと思います。

 

ソファに合わせてラグを選ぶとなると、ソファのサイズ、色、床の色味に合うかなど、
考えることが多くて迷ってしまいますね。

 

今回はソファに合わせたラグ選びのヒントをご紹介します。

 

ラグを敷く4つのメリット

ラグを敷くとお部屋がおしゃれになる、床の冷たさを防げるなど
メリットはたくさん思い浮かびますが、反対にお掃除が大変そうなど
デメリットのご心配の声を伺うこともあります。
ラグを敷く大きなメリットを4つにわけてご紹介します。

 

1.埃の舞い上がりを防ぐ

ラグを敷く事で、お掃除が大変になりそう。埃がたちそうなど、
デメリットを感じるというお声も多くありますが、
実はラグを敷く事でお部屋に埃が舞い上がりにくくなるのです。

 

ラグのパイルが埃を引っかけて吸着してくれるので、
空気中に埃が舞い上がり吸い込んでしまう事を防いでくれます。
吸着された埃は、掃除機で吸い取るだけでOK!
お掃除を楽にしてくれます。

 

2.断熱性

パイルの間の空気が冷たいフローリングの上で空気の層をつくり
冷たさを感じにくくなります。
また、ウール素材のラグは吸湿・放湿性を兼ねており、夏場も快適に過ごすことができます。

 

ソファの下にラグを敷くと、ソファの座面を背もたれにして床に座ることができ
家族団らんの時間を心地よく過ごすことができます。

 

3.防音性

物を落としたり、歩いたり。
静かに生活をしているつもりでも、意外と階下に音は響いています。
ラグを敷く事でクッションの役割をしてくれ、音が響く事を防ぎます。

 

4.ゾーニング・インテリア性

ソファの下にラグを敷く事で、ゾーニング(区切り)をつけることができます。
リビング・ダイニング・キッチンが一部屋にまとまっている事の多い昨今の住宅で
「ご飯を食べる場所」「リラックスする場所」に視覚的な区切りをつけられます。

 

ソファや床にマッチしたラグを敷く事で、空間にアクセントを付けられ
ワンランク上のおしゃれなインテリアを目指せます。

 
 

パイルの種類

パイル(ラグの毛部分)には大きく分けて3つの種類があります。
この違いで表情や触り心地が違ってきます。
サイズや色選びの他にも、用途やお部屋の雰囲気に適したパイルを選ぶこともラグ選びの大切な要素です。

 

ループパイル

 

毛先がループ状になっているものです。
毛足があまり長くなく、さっぱりとした印象のラグに多いパイルです。
ループの中に空気の層を多く含み、断熱性に富みます。
また、適度な固さ・弾力があり、比較的ヘタリに強い素材です。

 

カットパイル

毛先をカットし揃えたパイルです。
ふわふわの質感と、高級感のある仕上がりが人気です。
シャギーラグもこのカットパイルです。

 

カット&ループパイル

カットパイルとループパイルの両方の特性を兼ね添えたパイルです。
また、柄の表現などにこのパイルを用いる場合もあります。
多彩な色彩と手触りで、飽きの来ないパイルです。

 
 

ソファのサイズに合わせたラグ選び

 

ソファの下にラグを敷く場合、サイズ選びに迷いますね。
先ほど述べたゾーニングの観点から、ラグはソファよりも大きいサイズを選ぶと
違和感なくコーディネートすることができます。

 

幅140㎝のソファの場合

▲200×140㎝
 
▲200×200㎝

140㎝のソファに200×140cmのラグの組み合わせはワンルームや
ソファのスペースをあまり大きくとりたくない場合にお勧めです。

 

200×200㎝はソファの下に敷きこむことができるサイズ。
ラグのズレを防ぐことができます。

 

幅160㎝のソファの場合

▲200×200㎝
 
▲230×160㎝

200×200㎝のラグはバリエーションも多く、
140cm・160㎝どちらのソファにも対応できる汎用性の高いサイズです。
こちらもソファの下までの敷き込みがおすすめです。

 

160㎝のソファと230×160㎝のラグはリビングテーブルを置いて
ラグの上にも座る方にもお勧めのサイズです。

 

幅180㎝のソファの場合

200×250㎝ 
▲200×250㎝ 
 
 
▲230×230㎝

3人でゆったり座れる180㎝のソファには200×250㎝または230×230㎝の
広々サイズのラグがお勧めです。
テレビの向かいにソファを置く場合はテレビ台の下にもラグを敷きこむことで

さらにズレを防いでくれる効果があります。
その場合は、テレビ台のサイズもソファに合わせて180㎝だとバランスよく収めることができます。

 

幅200、220㎝のソファの場合

▲250×200㎝
 
 
▲261×261㎝

2m~2m20㎝の大きなソファこそ、お気に入りのラグを敷いてお部屋のメインに!
お部屋の奥行をあまりとりたくない場合には250×200㎝
床に座ったりリビングテーブルを置いて広々と過ごしたい場合は261×261㎝の組み合わせがお勧めです。

 

カウチタイプの場合

▲352×261㎝
 

以外と迷ってしまうカウチタイプのソファに合わせるラグ。
カウチの奥行自体が150㎝程なので、それよりも大きい奥行の物を選ぶとバランスよく
コーディネートできます。
352×261㎝の大きなサイズなら、ソファ・カウチ、そして床にも座って
家族団らんの時間を過ごすことができます。

 
 

カラーコディネートのポイント

ソファの下にラグを敷くとき、サイズの他にもう一つ気になるのが色選びですね。
無難にホワイト系のラグにしようかと思っても、汚れが気になってしまったり
かといって濃すぎる色味だとお部屋の雰囲気が暗くなってしまいそう…

 

そんな時は、ソファ、ラグ、床の色味でカラーコディネートしてみましょう

 

パターン①

同系色でまとめる

 
質感や明度がそれぞれ違うグレーの組み合わせ

床の色、ソファの色、ラグの色を同系色で揃えます。
飽きのこない、無難そうな組み合わせですが、色のトーン(明度)に差をつけることで
地味になりすぎずにコーディネートをすることができます。

 

パターン②

同一トーンでまとめる

 
落ち着いた色の床と黒い革のソファに、落ち着いた明度のラグを合わせています。

パターン①とは逆に、色のトーン(明度)は合わせて、色に差を出すコーディネートです。
お部屋の印象を落ち着かせたいけれどアクセントが欲しいという方におすすめです。

 

パターン③

アクセントカラーとして選ぶ

 
明るいグレーのソファと床に、濃いネイビーのラグをアクセントに。
クッションでバランスをとっています。

トーンや色彩にとらわれず、アクセントとして選ぶ方法です。
上級者向けのように思えますが、
・カーテンやクッションなど、ラグと同じ色味をポイントで入れる
・お部屋の雰囲気に合った質感で統一感を出す
・柄でカラーを取り入れる
というテクニックを工夫することで、素敵なインテリアにすることができますよ。

 
 

おすすめラグとソファの組み合わせ

 

コンポジットシステムソファ+テリア ラグ

 
ソファ張地:ATHENA(ピリーテ)、GARBO(ブラウンルージュ)
ソファサイズ:ワンアーム100+ペニンシュラアームレス130+オットマン100
ラグ:テリア ラグ(ダークグリーン)

一見個性的な色の組み合わせですが、それぞれのカラーを活かしあった
印象的なイメージに仕上がります。
この組み合わせの場合は
ソファ幅が230㎝、奥行が100㎝なので、ラグのサイズは200×250㎝がおすすめです。

     
 

レイジーデニッシュ ソファ+SUMINOE カーム

 
ソファ張地:フロールス(シルバー)
ソファサイズ:ワンアーム180+ワンアーム160
※ラグは撮影小物の為、SUMINOEカームとは質感が異なります

「何もしないを愉しむソファ」レイジーデニッシュに、
いつも触っていたくなるような滑らかな質感のラグ カームの組み合わせで、極上の寛ぎ空間を。

スタイリッシュなデザインのソファと柔らかな光沢のあるラグがマッチします。
画像のようにソファをL形に組み合わせる際には、200×200の組み合わせがおすすめです。

     
 

アリュアーソファ+JAB カラハリ

 
ソファ張地:PORTOFINO 28(ボルドー)
ソファサイズ:アームレス1シーター106+オットマン106110+ワンアームワンシーター133+アームレス1シーター96
ラグ:JAB カラハリ (694)

ボルドーのソファにブラックとグレーの斑模様が特徴的なラグのドラマティックな組み合わせ。
こちらの展示は全長345㎝×229㎝とかなり大きなL型の組み合わせになっている為
300㎝×400㎝がお勧めサイズですが、
もう少しコンパクトなサイズのソファにする場合でも、
JAB カラハリは豊富なサイズバリエーションをご準備しております。

   

お部屋の主役にもなりえるラグの選び方、ご参考にして頂けましたでしょうか?

単体でなくソファやお部屋のサイズの兼ね合いも考えると、なかなか迷ってしまうものですが、

用途やお好みに合わせてお気に入りのラグを見つけてみてくださいね。

ご不明な点がございましたら、ぜひ私たちマスターウォールのスタッフへお問い合わせくださいませ。

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