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ソファ選びの9つのポイント|サイズ、デザイン、機能性から考える
2023/01/30 00:00

 

ソファの選び方で、リビングの印象が決まる

 

ソファの選び方で、リビングの印象が決まる

ソファは部屋全体の印象を決める、リビングの顔とも言える存在です。しっかりこだわりたいところですが、気になるのがその選び方。サイズや形、素材など様々な種類があり、どんなソファを選ぶべきか悩んでしまいますよね。また、部屋との相性もあるので、ただデザインが格好良いというだけで選ぶと失敗してしまうこともあります。

そこで今回は、ソファの選び方をポイントごとに解説。一つずつチェックしながらみてみることで、自分の家にぴったりなソファの選び方がわかるはずです。

 

こだわりのソファの選び方、9つのポイント

 

ソファ選びは使い方を考え、幅のサイズを決めることから

 

最初にソファのサイズを決めましょう。ソファのサイズには「幅」「奥行き」「高さ」の3つの要素がありますが、まずは座る人数や部屋のサイズと関係する幅のサイズからみていきます。

ソファは3人掛け、2.5人掛けといったサイズカテゴリで分類されており、これがソファの幅と関連します。また、大きなものだとL字型や、カウチソファなどもあります。

ソファ選びは使い方を考え、幅のサイズを決めることから

選び方のポイントは、座る人数や、どう使いたいかをじっくり考えてみること。1人でも座って使うのか、寝転がって使うのかによって理想的な大きさは変わってきます。友達をよく自宅に招く人であれば、その人数を考慮して選ぶ必要があるでしょう。

選び方のポイントは、座る人数や、どう使いたいかをじっくり考えてみること

さらに、2人で座って使うとしても、ゆったり座りたいのか、密着して座りたいかによっても選ぶべきソファは変わってくるので、使用するシーンをよく考えることが大切です。

 

座り心地と生活動線からみる、ソファの奥行きの選び方

 

座り心地と生活動線からみる、ソファの奥行きの選び方

幅を決めたら、今度はソファの奥行きをチェックしましょう。奥行きの選び方は、座り心地と人が通るための生活動線から考えます。

奥行きが少ないソファは省スペースで置けるため、生活動線を広く確保できます。座り心地としては浅めになるので、座って食事をしたり、読書をしたりするのにおすすめ。一方、奥行きが広いソファはゆったりと使うことができるので、ソファで横になったり、子どもと遊んだりしたい人におすすめです。

 

ソファの高さの選び方が、部屋の印象を左右する

 

ソファのサイズで、最後にチェックしたいのが「高さ」。ソファの高さは、まず部屋の印象に影響します。存在感がある高さのあるソファを置くと、ソファがインテリアの主役に。反対に、高さのないローソファは、部屋を広く見せてくれます。


ソファの高さの選び方が、部屋の印象を左右する

ローソファはソファの高さ自体が低いことが一般的です。圧迫感がなく部屋に馴染むこと、ソファがテレビとダイニングの間に置かれていても、視界を遮らないことなどが利点です。

ハイバックソファは首や背中をしっかり支えてくれるため、長時間テレビや映画を見続けていても疲れにくいのが特徴。背が高く、存在感があるので壁にぴったりとつけて配置することが多いですが、あえて広い部屋の中央に配置すれば、視覚的に部屋を区切ることもできます。

座面の高さの選び方にもコツがあります。座面が高いソファは腰掛けやすくひざ下がゆったりしていて、立ったり座ったりすることが多い人におすすめ。また、ルンバなどのお掃除ロボットを使っている場合、お掃除ロボットが下をくぐりぬけられる高さを選ぶと、ソファの下も掃除してくれるので便利です。


座面が低いローソファは体の特定の場所に負担がかかり続けることがなく、長時間座っても疲れにくいのがポイント。また、床との距離が近いので、子どもと目線が合わせやすい、子どもと遊んでいて万が一落ちても安心、といった声があり、小さな子どもがいる家庭に人気です。

座面が低いソファは体の特定の場所に負担がかかり続けることがなく、長時間座っても疲れにくいのがポイント

 

ソファの配置場所の選び方も大切

 

サイズが決まったら、部屋の広さとのバランスや、配置場所を考えましょう。テレビボードやダイニングテーブルなど、家具が多く置かれた部屋に大きなソファを配置してしまうと、狭く見えたり、生活動線が確保できなくなったりします。

配置場所の選び方の目安として、家具同士の間隔を60cm以上確保するのがベスト。また、テレビとソファの間は130cm以上、ソファとリビングテーブルの距離は30cm程度が使いやすいとされています。

「イメージしていたレイアウトと違った!」と後悔しないためにも、部屋とソファのサイズを把握し、どこに配置するかをあらかじめ決めておくようにしましょう。

 

ソファのアームはデザインだけでなく機能性でも選ぶ

 

ソファのサイズと配置場所が決まったら、アームや素材など、ディテールの選び方を見ていきましょう。見た目の好みだけでなく、機能性も把握しておくと、選ぶ時の参考になります。

アーム(肘掛)の有無は、見た目と機能性に大きな影響を与えるポイントの一つ。アームがないソファはすっきりとした印象があるほか、サイドテーブルやカウチを足して使うことができ、横になった時にしっかり体を伸ばせるのがメリットです。

ソファのアームはデザインだけでなく機能性でも選ぶ

アームがあるソファは、簡易的なテーブルとしてマグカップを置いたり、腕を置いたりできるのがメリット。ただし、その分座れる面積は狭くなります。狭い部屋でゆったりと座りたい場合は、アームがないソファを選ぶのがおすすめです。

 

ソファの素材のメリットを知り、自分にあった選び方をしよう

 

ソファの印象を大きく決定づけるのが素材。それぞれ異なる特徴があるので、選び方の参考にしましょう。

たとえば、布張りソファは肌触りが優しく通気性に優れ、色柄が豊富です。汚れや埃がつきやすくなっていますが、カバーリングタイプなら掛け替えて模様替えをしたり、洗濯をしたりするのも簡単です。

本革張りのソファはひび割れなどを防ぐためお手入れの必要がありますが、高級感があって他には出せない印象を演出できるのがメリット。耐久性にも優れ、使い込むほどに味わいが増していくのもポイントです。

合成皮革のソファは、汚れに強くカラーも豊富。本革に比べると強度が低いものの、本革張りより安価に革の雰囲気を演出できます。

こうした素材のほかに、ペットがいる家庭におすすめの「ウルトラスエード」という素材も。最先端の特殊素材で、ペットの爪が引っかかりにくくなっているのが特徴です。

最先端の特殊素材で、ペットの爪が引っかかりにくくなっているのが特徴です

また、本体だけでなくフレームや脚の素材にも目を向けてみましょう。木製フレームは温かみがあり、ナチュラルな雰囲気の部屋や家族のリビングにぴったり。

木製フレームは温かみがあり、ナチュラルな雰囲気の部屋や家族のリビングにぴったり

同じ木製のサイドテーブルとも相性抜群です。背面のフレームに木の質感が生かされたソファも多いので、壁付けしなくても良い場合は背面にもこだわってみるのもおすすめ。

背面のフレームに木の質感が生かされたソファも多い

 

カーテンと合わせるのが、ソファのカラーの選び方

 

カラーの選び方は、まずは気に入った色のものを探すのが一番。そのうえで、部屋との相性や機能面も忘れずに考慮しましょう。黒やネイビーなどの濃い色には、汚れが目立ちにくいメリットがあります。

部屋との相性で迷った時は、カーテンの色と合わせてみるのがおすすめ。ソファと同様に大きな面積を占めるカーテンとのバランスが取れていると、ぐっと素敵なお部屋に見えるはずです。

 

ソファの選び方で最も重要なのは座り心地

 

ソファの選び方を考える上で最大のポイントとも言える「座り心地」。この座り心地を大きく左右するのが「スプリング」と「クッション材」です。

スプリングは大きく分けて4種類あります。弾力性に優れ、体にフィットするので長時間座っていても疲れにくい「ポケットコイル」、耐久性が高く、安定した座り心地の「コイルスプリング」、弾力性は先の2つに劣るものの、安価で多くのソファに使われている「Sバネ」、布製のクッション材を縦横に編みこんだ「ウェービングテープ」です。

ウェービングテープは軽く、金属のバネのように座った時に音がしないので近年普及しています。耐久性、クッション性はテープの素材によって様々ですが、高級ソファに採用されることもあります。

クッション材には、しっかりとした座り心地の「ウレタン」、やわらかく、ソファに多く使用されている「ポリエステル綿」、空気をたっぷり含み、体を包み込んでくれる「フェザー」などがあり、組み合わせて使われていることもあります。

クッション材は消耗品のため日々の使用でへたってきますが、素材によって耐久性は様々です。耐久性視点でのおすすめはウレタンの中でも「高密度ウレタン」と呼ばれるクッション材。高い弾性があり、へたりにくいのが特徴です。

座り心地に優れたフェザーでも、使用後に空気を入れるように整えてあげるといった日々のメンテナンスをすることで、型崩れが防げて長持ちさせることができます。

それぞれの特徴を知ったうえで、お店などで実際に座り心地を体験するのがベストです。

 

洗濯やパーツ交換、「長く使えるか」をソファ選びの基準に

 

選び方の最後のポイントとして、長く使えるかどうかをチェックしましょう。カバー生地を外して洗濯できると汚れてもまた綺麗にできるので、長く使うことができます。

カバー生地を外して洗濯できると汚れてもまた綺麗にできるので、長く使うことができます

また、長く使っていると人がよく座る場所が劣化してくるので、クッションやバネを入れ替えることができるものを選ぶと長く使うことが可能。さらに、パーツごとに分けられるソファだと修理する際に劣化した部分だけを送れば良いので、修理コストを低く抑えることができます。

パーツごとに分けられるソファだと修理する際に劣化した部分だけを送れば良いので、修理コストを低く抑えることができます

 

ソファ選びの意外な盲点!部屋への搬入経路も忘れずに

 

これでソファの選び方はばっちり。しかし、購入の前に確認してほしいのが「搬入経路」です。組み立て式の場合は大きくても問題なく搬入できるケースがほとんどですが、分解できないソファの場合は要注意。

せっかく購入したのに、いざ届いてみたら家に入らなかった……ということがないよう、エレベーターや階段のサイズもきちんと確認しておきましょう。また、購入時にはどんな業者が配送するのか、搬入にあたっての注意点などをお店に確認しておくと、トラブルを事前に防ぐことができ安心です。

 

ライフスタイルから考える、部屋の主役になるソファの選び方

 

ご紹介したソファの選び方を踏まえ、ライフスタイルに合ったおすすめを厳選しました。どんな部屋にも合わせやすく、それでいて存在感があるソファばかりです。

■低い座面でゆったりくつろぐ「DANISH SOFA | デニッシュ ソファ」
低い座面でゆったりくつろぐ「DANISH SOFA | デニッシュ ソファ」

フレームの無垢材の風合いと、座面のないフラットなデザインが特徴的なソファ。奥行きのあるロータイプのため、横になったり、子どもと遊んだりしたい方におすすめです。

 




■空間に応じて自由に組み合わせ「COMPOSIT SYSTEM SOFA | コンポジット システムソファ」
空間に応じて自由に組み合わせ「COMPOSIT SYSTEM SOFA | コンポジット システムソファ」

ゆったりとした奥行きがあり、部屋を広く見せてくれるローバックソファ。豊富なパーツから構成されているので、寝転がれるようにつなげたり、間にサイドテーブルを挟んだり、自由に組み合わせることができるのが特徴です。

 



■「何もしない」を愉しむ「LAZY DANISH SOFA | レイジーデニッシュソファ」


ソファで寛ぐ時間は、家事や仕事を忘れ何もしないぜいたくな時を過ごせるように。
「lazy white clouds=ゆっくり流れる白い雲」を眺めるような何もしない時を愉しむソファです。
別売りのクッションを組み合わせることで、使い方や好みにあわせた自分だけのソファーをカスタマイズできます。
また、フラットクッションのため寝転んだり足を伸ばして寛ぐなど、よりナチュラルに使用いただけます。

 



■ボリュームたっぷりのクッションに包まれる「HEAVEN 950 SOFA | ヘヴン 950 ソファ」
ボリュームたっぷりのクッションに包まれる「HEAVEN 950 SOFA | ヘヴン 950 ソファ」

フェザーをふんだんに使った、ボリューム感あるクッションが特徴のソファです。体が深く包み込まれるような贅沢な座り心地。盛り上がったクッションと木製フレームは存在感があり、インテリアの主役となるソファです。

 




ソファと合わせて選びたい、魅力を存分に引き出すアイテム

 

こだわりのソファを見つけたら、ソファに合わせるアイテムもほしいもの。その選び方の一例をご紹介します。

■コンパクトながら存在感を放つ「PEG SIDE TABLE | ペグ サイドテーブル」
コンパクトながら存在感を放つ「PEG SIDE TABLE | ペグ サイドテーブル」

直線的なデザインが目を引くサイドテーブル。床面とソファの座面の間に差し込んで使用できるので、場所をとりません。落ち着いた風合いの木製素材で、木製フレームのソファとの相性が抜群です。

 




■安定感あるソファ用ワークデスク「TETTO OCCASIONAL TABLE | テット オケージョナルテーブル」
安定感あるソファ用ワークデスク「TETTO OCCASIONAL TABLE | テット オケージョナルテーブル」

このアイテムを使えば、ソファがワークデスクに早変わり。こだわりのソファで、読書やパソコン作業にも集中して取り組みたいという人におすすめです。

 



■こだわりのソファに収納をプラス「DANISH SHELF | デニッシュ シェルフ」
こだわりのソファに収納をプラス「DANISH SHELF | デニッシュ シェルフ」

ソファと組み合わせて使う、オープンタイプのシェルフ。お気に入りのインテリアを飾ったり、本を置いたりして使えます。サイドテーブルや、背面に設置してベンチとして使っても。

  



 

こだわりソファの選び方、最後はお店で確かめて

 

この記事ではソファの選び方を紹介してきましたが、何より大切なのは実際に自分の目で見て、座って、確かめること。こだわりのソファを見つけるために、まずは店舗に足を運んでみてください。マスターウォールの店舗でも、商品知識豊富な店員がソファ選びをお手伝いしています。長く使える自分にぴったりのソファを、店舗でプロと一緒に見つけてみてくださいね。

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